伊勢旅行・帰省

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全国のナローゲージといえば黒部と近鉄内部・八王子線、三岐鉄道北勢線である。DSCF0946

手ごろな場所にある三岐鉄道全線に乗ろうと思い、出発。

名古屋市営地下鉄も乗りたかったので、ムーンライトながらを使用することに決定。

じつは、最近乗った夜行列車では、「満席」と放送しているにもかかわらずなぜか隣の客がいない。ときにはあることなのだろうが4回連続というのは不思議。

と思っていたが、今回は人がいたので残念、びっくり、しかし寝ていたので安心、あもタイマーを着け寝ようとした。ところが驚き、隣の人は熱海の運転停車でハッと起きて、急いで出て行った。本来ならば降りられないはずだが、ドアを開けてもらう音がした。

というわけで、乗ってから20分したらもう隣に人がいなくなった。やっぱり不思議。

12.23

名古屋では、ケータイの振動で起こされ予定通り下車、乗り換えて名古屋市交へ。

まだ初電まで時間がある。DSCF0954DSCF0953

 

この名古屋には特徴的な初期のインバータ音が沢山聞け、なかなか面白い。

もう一つ、名古屋の地下鉄は第3軌条を使用する路線が多い。

さて、意外と時間が無いので、近鉄へ。

 

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きんてつではおなじみの顔、ク2700など。

今回は2716であった。

近鉄のこのあたりは、JRに比べ、相当に快適で、本数も抜群。客が流れる方向も予想・理解ができる。

 

だんだん明るくなってきて、1日が始まるような気がする。

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桑名駅には、パラパラが健在。

 

 

 

さて桑名に着いた。ここから三岐鉄道北勢線。さっきから思うが さんぎ→三岐 の変換が出ないのはなぜか。

 

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さて期待の北勢線。270系連結の新しい編成だが、ツリカケモーターでオンボロ。

窓枠にいたってはガムテープで補強してある。

なにしろ発車時の振動がすごい。

先日から耳が故障中で、かといって修理に出すわけにもいかないので、お薬を飲むことになったが、この電車の中では至難の業。体が電車ごと揺さぶられて直立など絶対不可能。

 

というわけで1時間ほどして阿下喜駅に到着。

阿下喜駅はとても綺麗に整備され、

ここから伊勢治田(いせはった)へ歩く。

約2km。雪がちらほらして、寒い。

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市街地の路線だと思っていたが、意外と田舎を通り、山の中も走る。ツリカケモーター音を響かせて、楽しい。勾配が多い。

 

しかし意外なところが、全駅に自動改札が付いていること。

普通は無人駅だとラッチしかないだろうが、珍しいので驚いた。

列車本数は1時間に約2本、まあまあである。

 

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さあ着いた。大分小さな駅で、

構内ばかりだだっ広い。貨物も通るので、それが原因だろうが、それにしても・・・

 

ということで、朝ご飯の残りを食べ終え、電車を待つ。

来たのは左、

昭和42年製の、元西武車両だ。

 

 

 

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これで西藤原に行く予定にしていたが、早く着いて一本前の電車に乗れたので、東藤原で次まで待つことにした。

貨物が停まって、パンタグラフを上げている。

私鉄で定期的に貨物を運行しているのは大分珍しくなった。

 

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東藤原駅。

古いがきちんと手入れがなされている。

突放作業員の詰所が併設されている。体操などで活発だ。

 

 

DSCF1037西藤原駅は何も無く見るものといえば保存蒸気機関車くらい。とはいっても折り返し時間がそこまで無いので車内で待つ。

西藤原から近鉄富田まで乗ったのはこちら。

これもやはり元西武車両。

塗装も内装もきれいにしてあって好感が持てる。

乗客は大分少なく、近鉄富田まで出ても1両に10人くらい。これじゃ赤字だろう。

 

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富田から乗ったのは急行の5200系。更新形態が様々で理解できない

形式だ。

これで松阪まで快適に行く。

 

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松阪から伊勢奥津に行きたいが家城からは不通なので代行バス、ということで家城ゆきに乗車。

さすがはキハ11、強馬力エンジンで加速が早い。

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もうここは復旧しないだろうと思っていたが、周辺に碌な道が無いので開通させるそうだ。

またここは林業が盛んで、伐り出した木を溜める場所など見えて面白い。

 

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本当に山の中をグネグネと走り、ちょっと平かなと思ったところで終点伊勢奥津。

駅舎はピカピカ、復旧作業と一緒にしたのか。

ホームは立ち入り禁止で、草ぼうぼうになっていた。

 

1時間あるので集落を散策したり、物産館に入ったり・・・

そこのおばちゃんがお茶を出してくれたので一息。

もう今朝出発した感じはしない。

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バスは新しくて快適。

窓も大きい。

 

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さてまた松阪に戻ってきた。

ここから賢島まで行く。

8両の急行で五十鈴川まで行く。

 

この編成はインバータと抵抗制御で連結しており音がおもしろい。

 

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さびれた五十鈴川から乗ったのは1300系。

これで賢島までどんぶら行く。

なにしろ各停なので遅い。

賢島では、松阪から賢島の清算と賢島から今日泊まる志摩磯辺までの切符を買うことをせねばならず、短い折り返し時間でトイレも行きたくなり、結局下のようなカミを貰った。

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親切でやさしい駅員であったことがありがたかった。

 

賢島というのは本当に島で、橋を渡らないと入れない。

意外である。

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今日泊まるのはこちらのサンペルラ志摩というお宿。

ここで家族と合流し明日は伊勢観光。

 

12.24

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きょうはおかげ横丁と内宮に行く。

天気がよく、気持ちが良い日だ。

 

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建て込んだところで、道は狭い。

すごい人ごみで、混じって猫も沢山いる。

昔よりも賑わっているのかもしれない。

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式年遷宮直後でぴかぴかである。

初詣の大勢に備えて門を広げる工事中であった。

撮影禁止ゾーンもある。しかし本気でお伊勢参りをしている人はどれほどいるだろうか。

 

 

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そして散策した後は名物赤福を食べ、車で神戸・舞子に向かう。

ちょっと早い初詣ということできょうはおしまい。

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