柿と栗のお手入れ

2019年秋にお借りした果樹園は3回目の冬のお手入れ。
今年ははじめて柿の粗皮削りをしています。
ごつごつした皮の下に潜む虫のタマゴや幼虫を退治するためとか。


盛り上がってすかすかになっている皮を


鎌でかりかりと削り取ります


苔や地衣類も生えていて


すっきりさっぱり


小さいのに弱って雰囲気だけは古木・・・


分厚い苔を削り落としてやりました


手を付ける前


皮を削って、徒長枝もちょっと剪定して

しかし、やってみると1本に1時間以上かかります。
20本以上あるのでたぶん全部はできません…
そもそも、去年は収穫できた柿は3個だけ・・・原因はヘタムシのための落果です。
調べてみると、有機認証でも認められるフェロモン製剤の農薬があったようなのですが、製造中止になって既に入手できませんでした。
ニーズがなかったのでしょうか?
同メーカーのスカシバコンというのはJAの申込書に載っていたのですが・・・
さて、今年、自家用の柿くらいはなってくれるといいのですが。


こちらは先日、大きな枝を剪定した栗の畑。細かい枝の剪定が残っています。
去年から低樹高栽培を目指し、2年かけて上に伸びた枝をかなり整理しました。低い位置の枝もだいたい整理できました。これで、日陰の枝は減ったし、草刈りもしやすくなったし、収穫のときも屈んで歩き回らなくて済む予定。
高木になって小さな実しかつけないから伐採してしまおうかと思った樹もばっさり剪定しました。
自分で管理して責任も自分にある樹の剪定は楽しいです。
去年、毎日の栗拾いが苦痛になるほどなってくれましたが、今年はどんな実をつけてくれるか楽しみです。

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