雲仙観光ホテル

南方の農業視察、ボーナス祝い、クリスマスを兼ねて佐賀・長崎へ向かう。朝一番の佐賀行きは席は6,7割が埋まった感じ。チェックイン時に体温測定があり、また機内は全員マスク姿。ビデオでは3分で空気が入れ替わるというANA社長のメッセージ。コスト削減か、機内のBGMが葉加瀬太郎でなくなっていた。

DSC03683佐賀では早速干拓地と干潟へ、広大な堤防で作られた干拓地は、やはり実物をみるとそのスケールの大きさに感心する。田んぼでは、玉ねぎなどの間作も行われていて、DSC03692大型のトラクターがいくつか稼働。活気のある田園地帯だ。ちょうど干潮で有明の海も広大な干潟となっていた。干潟と田んぼの高さが同じくらいなので、海の水が戻ってくると、田んぼは水面下の高さになる。田んぼに流れ込んでくる水は巨大なポンプで排水している。

DSC03723DSC03775その後、佐賀独特?のコの字型のかやぶき屋根の民家などを見物しながら、祐徳稲荷神社に立ち寄る。祐徳稲荷神社はダイナミックで見栄えがするが建物自体は鉄筋。一回りして本日の宿泊地、雲仙温泉へ。

DSC03883雲仙観光ホテルは2回目。もう10年近く前になる。スイスのシャレー風なたたずまいは以前のまま、建物自体は昭和初期の建築。
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大きくはないが非常に落ち着いた雰囲気のロビーは素晴らしい。入口の扉の蝶番は信じられないほどにピカピカに磨き上げられている。ロビーのクリスマスツリーと外のイルミネーションで楽しげだった。

DSC03964スタッフの対応も素晴らしい。まあ3万円以上する宿なので、これが当たり前くらいの感覚で贅沢に時を楽しむ。この建物は3F建てだが、エレベーターはない。つけることはできそうだが、あえてオリジナルを保とうとしているのか。しかしこの中央階段があまりに素晴らしいので、ここを上り下りするのは全く苦にならない。このホテルの顔でもある。

DSC03843DSC03840屋は3Fのトリプル、36㎡とあるが、広く感じる。景色は裏側なので山の斜面が見えるだけ、部屋のクラシックな雰囲気を楽しむ。部屋のアメニティーは山盛り用意といった感じ。けちけちしないところがいい。猫足のバスタブや、古い鍵でオートロックでない扉など、本当にクラシックなまま、変わらずサービスし続けている。時間が止まったような空間。

DSC03902DSC03905温泉も気持ちよい。天井もピッカピカ。露天風呂はあまり記憶にないが、外の冷たい空気にあたれて気持ちがいい。湯は優しい感じだが、近くの地獄から自家源泉で引湯しているとの事。硫黄分は途中で沈着しているようで、浴槽はほぼ透明。ただ効能は強そうで、湯につかっていると、ジワーっと染みわたる感じで気持ちがいい。今回は宿泊客が少なく。何度か入ったが一度も他の宿泊客とはあわなかった。多客時には大浴場の時間割がされるようで、いつでも好きなタイミングで入れるわけではないようだ。コロナ対策としてはやむをえない。

DSC03891DSC03894湯上りに図書室やビリヤード場でリラックス、本当に素敵な空間が保たれている。私はこういった落ち着いた空間でゆったりソファーに座り新聞を浴野が好きだ。

DSC03916いよいよ夕食の時間。もちろんせっかくクラシックホテルに泊まるのだから、メインダイニングでフルコースディナーをおごる。DSC03922

金曜日にも関わらず非常に空いていた。きびきびとしたウェイターの給仕がきもちい。しぐさの一つ一つがプロといった感じ。
DSC03927料理は味も彩もよく、食材には妥協や隙がない。シェフの力量が伺えた。バターは発酵バター、DSC03937パンは関東ではもう少し味わい深いものがあるかもしれない。メインは私はステーキ、ハルキはほほ肉の煮込み、ママはアラの魚料理をそれぞれ注文。トリプルに来るデザートで満腹。快適なベッド、朝も早かったのであっという間に眠りに。

DSC03998朝食は朝一の7時。我々が最初の客。DSC04000我々のためにオープンしてくれたようなもの。パパはいつものオムレツ、ママは追加料金出してフレンチトースト。オムレツは文句なしの出来。クリームかバターの風味がよく、味わいはトップクラスで気に入った。

高価だが本物クラシックを本物のもてなしや料理で楽しめるホテル。しかも良質な温泉があり、周囲も素晴らしい温泉地。今回は宿泊客は10組程度で金曜日にも関わらず非常に空いていた。年配の夫婦、家族連れ、女性の一人旅といった感じ。私はすべてが本物のクラシックをエンターテイメントのように楽しめるこのホテルが非常に好きだが、一般客からすると、エレベーターやセキュリティーなど気になることもあるのかもしれない。またいつか訪れたいホテルだ。

最後に入口から部屋までのウォークスルーをビデオに残しておく。

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