福住楼

DSCF1265DSCF1159塔ノ沢の福住楼に宿泊。前を通るたびに気になっていた旅館だが、気楽に泊まれるような値段ではない。ふるさとクーポンで一人1万円ちょいの破格値になるということで思い切って宿泊。

この日は天気もよいので家からは自転車で。最近箱根方面は噴火騒動も落ち着いてきて週末は渋滞が酷くなってきている。シルバーウィークの渋滞を横目に、自転車で20分ほどで宿に到着。早くつきすぎたので、ラウンジで待つ。

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15時前に部屋に案内いただいた。全部で15部屋程度のこじんまりした宿。中庭を挟んで4棟ほどの建屋がつながった作りで、外からは計り知れない素敵な館内が広がっている。中庭の池にはコイのエサが置いてあって、湯冷ましに戯れることができる。

DSCF1125入り口の靴箱の名前札を見たが、今日の宿泊者は半分以上が外国人。アジア系の利用も多そうだ。入り口横のバッグもどでかいのが山積みになっている。仲居さんに聞いたが、日によっては全員外国人の場合もあるそうだ。平日は外人客で持っているようなものと言っていた。当然仲居さんたちは英語で接客していた。

DSCF1231DSCF1105部屋はママが選んだ桜5。館内を見渡してみたが、この宿で一番見晴らしの良い部屋だろう。三方が窓でとても明るく開放感が有る。とても気に入った。ただし建物や部屋の意匠などは、環翠楼萬翠楼福住のような凝った物ではなくシンプルな感じだ。

DSCF1112担当当の仲居さんが挨拶とお茶を入れてくれる。老舗旅館の運営だ部屋に約款とか案内がないのは初めてだ。館内の避難経路などもわからない。昔ながらの運営なんだろう。
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桜の棟は正直少し痛みが進んでいる印象。トタンの屋根はさびており雨漏りも多そう。少々かしいでおり、ほかの人が歩くと少し揺れる。畳も少し痛んでいる。そろそろ大幅に手を入れないといけないように思う。

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明治末期に一の湯の上流にあった福住楼は水害で流されている。そのあとの復興宿だから少し建物はシンプルなのだろう。ただ間取りがよい。長い廊下からの風情大広間は常に開放していて見学できる。

この宿、全般的に古いままの作りで、入口は襖で外鍵なし。隣室とは次の間を挟むが襖一枚。スリッパは外置き、プライバシーは緩い。

DSCF1086DSCF1084早速温泉へ。男女入れ替わりで、19時まで円形の風呂が男湯。岩風呂が女湯になる。円形の風呂は湯屋の作りもよく、とても気持ちがよい。

温泉は湯船の中から大量に投入されており、ガスも一緒に出てくる。無色透明で、香りもほとんどない単純泉だが、とてもクリーンな湯で気持ちがよい。湯船の大きさに比べて投入量が多いのか、多少熱めだ。岩風呂も温泉は同じ。岩肌から水が染み出し湯船に流れ込み、ぬるめになっている。

DSCF1183夕食は部屋食。彩も季節感もあり、味付けもよく満足だった。マツタケの土瓶蒸しがありがたい。肉がだめなママのメインも海鮮の陶板焼きで満足だったそうだ。
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その後の煮物、揚げ物、煮魚も満足な味で楽しめた。結婚記念日ということで、冷酒がサービス。ママも珍しく梅酒を飲むなど、2時間ほどかけてゆっくり楽しめた。パパ的には環水楼や晩翠楼の料理よりも良いと思った。

DSCF1217建物が古くそろそろメンテが必要そうなことと、3Fは水回りが来ていないのでトイレや歯磨きは2Fに行かないといけないのが多少煩わしいが、この内容だったらリピートしてもよいと思う。

近辺の老舗旅館、環水楼や晩翠楼など比べると、それぞれ良いところはあるが、総合的にはこの福住楼が気に入った。

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