塔ノ沢・環翠楼

DSCF0656DSCF0616塔ノ沢の環翠楼に宿泊。400年の歴史がある高級旅館。数々の政治家や文人が利用した宿。

明治17年に建てられた建物は重厚で立体感があり、3つの建物、22室が複雑に組み合わさっていて館内の散歩は非常に興味深い。

DSCF0502今回は思い切って一番良い部屋を取る。3Fの翠簾の間。ふるさと割クーポンを使っても2万円以上。DSCF0505ちょっと最近贅沢しすぎかも。翠簾の間は見晴らしの良い部屋だが、広縁がないのが少し残念。モダンなホテル的な部屋が好みの人には良いだろう。

DSCF0501パパ的には環翠楼は広縁のある早川側の部屋がダントツいいと思う。山側の部屋は暗く見晴らしもないのでいま一つ。
良さそうな部屋は広縁がL字にのある月影、萌黄、早川の辺り。次に利用するときはこの辺の部屋を指定したい。

DSCF0572DSCF0614館内の床は年季が入っていて磨きこまれている。廊下は広くゆったり感がある。階段、廊下など、ほとんど軋みがないのは驚き。館内は相当広いが、相当な手間をかけてメンテナンスをきちんとしているのだろう。

応接室もレトロで良い雰囲気。湯上りに何度も寄って、のんびり新聞を読んだ。和風旅館というより、クラシックホテルのような雰囲気がある。向い側の喫煙室もとても良い雰囲気だった。

DSCF0612DSCF05181Fの洗い場もレトロな雰囲気を残している。館内のあちこちにトイレがありとてもきれいに維持されているが、今は部屋にトイレがあるので使う人はあまりいないだろう。そのトイレも窓や天井の意匠が面白い。

DSCF05754Fには広い宴会場が3つもある。開放していていつでも見学できる。折り上げ天井がすばらしい。圧倒的な雰囲気を持っている。一つは展示室となっているが、単に古いものを並べてDSCF0579いるだけ。物置のような雰囲気でもったいない。奥の茶室部屋は完全に物置になっていて、この辺は公開するならもうすこしきれいにしたほうがいい。

DSCF0513ゲームコーナーは超レトロ。どのゲーム機も稼動していたが、実際に使う人はいるのだろうか? 

奥の別館は今は使われていない。書画が山積みになっていてもうすこしきれいにすればよいのにと思う。

DSCF0541DSCF0521楽しみの温泉へ、離れの横に露天風呂がある。テレビの撮影などにもしばしば使われるらしい。作りがよく開放感もあり気持ちがよい。かけ流しの量も多くクリーンな湯がいっぱい。宿からはサンダルに履き替えて裏山の階段を上っていく。雨の日や夜はちょっと不便かも。ちなみに夜は貸切風呂になる。

大浴場はレトロな岩風呂。1Fだが地下のような感じ。タイルがとてもきれいで大事に手入れされている。湯は十分にかけ流されていて気持ちよく入浴できる。湯はいたってクリーン。浴場横の岩盤から湧出しているのだろうか?

DSCF0659食事は部屋で食べられる。前菜は美味しかったが、中盤以降のメインなどは、味は良いが少し物足りない感じ。ステーキはやわらかく、テンプラは揚げたてでおいしい。量的には十分だがDSCF0671、豪華さ、楽しさの面で、後半少し尻つぼみといった印象だった。防火のためか、火を使った焼き物・鍋物などもない。ママは肉料理がダメなので配慮いただいたが、メインのステーキが茶そばになったのはちょっと不思議だった。料理的には以前泊まった修善寺の新井旅館や上田の花屋にはかなわない印象だった。

環翠楼、重厚な建物とかけ流しの温泉は素晴らしく楽しめたが、それ以外は普通といったところ。CPを考えると、リピートするかどうかは微妙なところ。宿のスタッフによると、噴火の影響で宿泊は半減しているらしい。外国人の利用で持っているとの事。老舗旅館も経営は厳しそうだ。

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