萬翠楼福住

DSCF9963以前から気になっていた萬翠楼福住、日本で唯一重要文化財指定の部屋に宿泊できる宿。箱根湯本の早川沿いだが、木が茂っていて道路からはあまり見えない。どういった宿なのか気になっていた。

萬翠楼福住自体は15室の旅館。ロビーは昭和の小奇麗な温泉旅館といった感じだが、奥に明治建築の重要文化財、萬翠楼と金泉楼が建つ。

DSCF9885DSCF9941ちょっと値が張るので手が届かなかったが、バーバが小田原に遊びに来ているタイミングで奮発することに。当然その文化財の部屋に泊まる。ママが25号室を予約。25号室は4名以上からの受け入れ。現金割引やふるさと割クーポン利用で、一泊13000円ちょいの破格値になった。

重要文化財の萬翠楼と金泉楼の入り口は分厚い蔵の扉のよう。防火のためだろうか?こういったつくりの入り口は初めてで面白い。

DSCF9936DSCF9974萬翠楼2Fの25号室は10帖+8帖+6帖+6帖で合計30帖もある!部屋はきれいに維持されておりボロさは感じさせない。

まずは茶菓子で一服する。茶菓子は湯餅、さすが高級旅館、これ1個で190円。

DSCF0038どこが重要文化財なの?といった印象だが、解説書や室内をよく見渡していると良さが見えてくる。

DSCF9907屋久杉一枚板の欄間、意匠の凝った障子、狂いのない建具、著名人の掛け軸、寝転んで広い部屋をぼーっと眺める幸せ。萬翠楼という宿の名前は、木戸孝允が名付けたらしい。宿の歴史は400年。この宿はFACTが違う。歴史好きにはたまらないだろう。

DSCF9945早速温泉へ。自家源泉から引き込む温泉がかけ流されている。量も十分で気持ちが良い。DSCF9954大浴場の一円の湯は源泉が浴槽内で投入されており、温泉ガスと共に吹き出す。この気泡が出ている場所がベストスポット。気持ちが良くてパパはここで長湯。檜風呂もきれいに管理されていて気持ちが良い。また露天風呂のかけ流し量が多くて気持ちがよい。排水が間に合わないくらいの量だった。

DSCF0001食事は1Fの15号室を独占。ここも2Fと同じ間取りで2Fとは違った豪華な意匠が楽しめる。天上画も面白い。
DSCF997515号室は25号室の食事部屋として使うことが多く、宿泊客は入れないとの事。今回の宿泊で萬翠楼を独占状態。1Fと2Fで4人で合計60畳。贅沢な話だ。ちなみに萬翠楼には3Fもあるがこの日は客が入っていなかった。

DSCF9988DSCF9993食事は豪華でボリュームもあって満足な内容。26,27代運慶作の鎌倉彫りの盆で出てくる。これだけでも相当値打ちが有るらしい。内容的には満足だったが、味付けには若干工夫の余地もあると感じるものがあった。

萬翠楼福住、意外にこじんまりとした宿だったが、この贅沢な空間と気持ちのよい温泉、値は張るが、人数がまとまるときは、また利用してもよいと思った。

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