北斗星

DSCF7474北海道新幹線開業と共に来年廃止される予定のブルートレイン・寝台特急北斗星。いつかママと夜行で北海道にと思っていたので、もうこの夏休みしかない。今年の夏は東北や帰省など外出が立て込んでいるが、最後の機会に乗車する事に。 北斗星の切符は発売と同時に売り切れる。発売1か月前にみどりの窓口で10時ジャスト打ちをしないと入手できない。3人で計画していたので、ソロとデュエットを取りに行ったが、ソロは確保、ディエットはソロの次に打ち込んだため売り切れとなってしまった。本当に数秒で無くなってしまうプレミアチケットだ。しようが無いのでパパとママは翌日のデュエットを確保することとした。念のため、小田原駅の2つの窓口でハルキと手分けして押さえる。JR東日本の窓口は10時打ちを事前に受け付けてくれるのでその日の営業開始時間(6:30)までに一番で並ぶ。2番になるともうアウトだ。ハルキは6時前に行ったので何とか1番をゲット、6時の段階で5人ほど並んだらしい。パパはJR東海新幹線の窓口で10時ジャストに打ってもらうように頼む。事前予約はしてくれないが10時打ちの融通はしてくれた。ここでトラブルが、、、10時ジャストで打って切符を確保できたので大喜びしたのは束の間、なんと今日の切符ではないか!自慢げだった駅員の顔色がみるみる青ざめていく。1か月間違えて打ってしまったらしい。もう一度打ち直したが既に空席ゼロ。平謝りの駅員。好意で10時に対応してくれたのにミスしてしまうという痛ましい事故。誰でもミスをするがこっちも残念でならない。。。しかしハルキの方で確りデュエットを確保していてくれた。でかした! という事で、ハルキだけ先に出発して、翌日パパ・ママが出発するという変な行程に、ハルキはどっかで一泊するそうだ。中学生なので妙にそういったところは自立している。

DSCF7475パパは会社帰りにママと合流。仕事を終えて夜行で北海道に、この久しぶりのワクワク感がたまらない。食堂車のグランシャリオでリッチにディナーのつもりだったが、下りは時間枠が少なく売り切れ。

DSCF7558東京駅で弁当(タイカレー)を買い込んで上野へ。上野駅地上ホームの13番線、定刻の15分ほど前にバックで入線してきた。発車前の上野発・夜行列車の風情をじっくり堪能したいところだが、そうもいかない。

DSCF7478シャワーチケットの確保に食堂車に並ぶため、6号車か8号車の入口で並ぶ。

DSCF7480既に10人以上並んでいる。シャワーは2台、時間枠は夜と翌日の朝で、20枠ぐらいあるが、すぐに売り切れる。パパは残り4枠で何とかゲットできた。

そうのこうのしているうちに発車時間、機関車の写真を撮る間もなく、発車前の雰囲気を味わうことも無く、あわただしく発車時刻となった。

DSCF7493DSCF748219:03の定刻に発車、コトン・コトンと小さな走行音を響かせて進む。客車列車は実に静かだ。帰宅する会社員で混雑する駅を滑るように進んでいく列車は、全く別世界な感じがする。今回のデュエットはB寝台の料金で利用できる。上下段が互い違いになっている構造で、今回は下段。景色は上段の方が良いだろうが、真ん中の通路で立てるので下段にもメリットはある。部屋のミュージックサービスは約1時間ほどのプログラムを繰り返し放送している。リヒャルトのオーボエコンチェルト他だった。個室は照明を自由に扱えるのが良い。室内を真っ暗にできるので夜の景色が楽しめる。これはなかなか良かった。前日に出発したハルキは上段でガラスが湾曲しているので、寝ながら満天の星空を楽しめたと喜んでいた。
夕飯のタイカレーは思いのほか美味しかった。変な弁当にするより楽しめたと思う。また個室なので匂いも気にならない。おかげで、しばらくの間我々の部屋にはエスニックな香りが漂う事になった。

DSCF7486DSCF7521その後シャワーに行く。シャワー室はロビーカーにある。食堂車のパブタイムを待つ行列の横を通っていく。しかし行列がすごい。空いていればパブタイムでも、と思っていたがこれでは到底着席出来そうにない。

シャワーセットには北斗星のマーキングが入ったお宝タオルが入っている。もちろん使わない。

シャワーは6分出る仕組み。湯量は少なめだが洗髪もして3分程度で完了。汗を流す程度だったら二人で入室し交代して利用しても行けそうだ。揺れる車内でのシャワーは面白体験だった。

DSCF7495DSCF7496DSCF7500就寝前の散歩に出る。オープンなB寝台、A寝台のツインはベッドが上下段になっている。しかしどの車両も年季が入っている。水回りを見ると古き国鉄車両といった雰囲気が良く残っている。

DSCF7526その後は部屋でゆっくり。やはり個室は良い。JR浴衣に着替えて10時に横になる。しかし停車するごとに激しく揺れる。ガックンという揺れに何度か目が覚めた。以前乗ったハマナスはコットンと小さな揺れがあるだけで実に快適だったが、この車両の連結器が経立っているのか、運転士が下手なのか、ひっくり返りそうなくらい揺れる時がある。途中運転士が代わっても同じ傾向だったので、たぶん編成・車両の問題だろうと思う。はずれ編成なんだろう。ハルキの乗った編成は大きな揺れも無く快適だったとの事でちょっと残念。

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翌朝は5時半に起床。丁度青森駅で機関車の付け替えをしているところだった。ここから函館までは進行方法を逆にして青函トンネルに入る。30分ほど行くと北海道新幹線の線路と合流して3本の線路となる。貨物列車は営業するので狭軌と標準軌の3本線路になっている。これならばブルートレインも貨物の機関車に引かせれば通せると思うのだが、車両が限界なんだろう。もしかしたら新しいカシオペアは続けるのかもしれない。もう一眠りして7時からの朝食に並んだ。

DSCF7544DSCF753230分前だというのに既に10人ほど並んでいる。30分待って何とか1回目に着席できた。二人とも和朝食にする。一人1650円、CPは良くないが食堂車での朝食は印象深い。もう一つの洋食はボリュームがありそうだった。のんびり昼食を楽しみ、ハルキのお土産に北斗星のクリアファイルを買って部屋に戻る。

DSCF7550DSCF7552列車は噴火湾に沿って進んでいる。海沿いの景色は変化に乏しい。どんよりとした景色も北海道っぽい雰囲気。途中置き石だの何だので30分ほど遅れたが、その後は順調。個室で寝ころびながらのんびり過ごして11時過ぎに札幌に到着。

DSCF7562函館からの索引機・DD51はピカピカに磨かれていた。所用16時間、長くは感じられなかった。一度は乗ってみる価値があると思う。パパは念願かなって大満足だった。ただ飛行機より料金が高くて、16時間もかかる、車内は古くて揺れも大きい。これでは消えていく運命にあるのもわかるような気がする。ママは乗るのは1回でいいと言っていた。パパはひそかにカシオペアにも乗ってみたいと思っている(笑)。

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