赤沢宿・江戸屋旅館

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DSCF9905今年のGW、小笠原や九州旅行を考えてみたが出遅れてしまった。パパはすっかり諦めモードだったが、ママがプランニング、なかなかしぶい登山で決行することに。一日目は山梨早川町の赤沢宿に宿泊、翌日七面山に登って別院の宿坊・敬慎院に泊まるプラン。どちらも一発で予約できた。

赤沢宿は身延山(日蓮宗総本山)から七面山(別院)の参道の途中にある。以前は日々数百人が行き来していたという宿場町。

DSCF9907旅館は7軒あるが今は江戸屋旅館の1軒のみが営業中。赤沢宿に道路が開通してからは宿泊客が大きく減ったらしい。他の6軒は廃業せず休業としているらしいが再開は厳しそうだ。大きな旅館の大阪屋も屋根の痛みが目立ち、今後どうなるか心配。

町並みは昔のままの佇まいが保存され、実に良い風情。日本にまだこんな所があるのか、天上の楽園のようなところ。その優れた景観、若者や外国人向けにPRすればもっと賑やかになるのではないかと思う。休業中の宿もBBやYHのような経営で成り立つのではないかと思う。

DSCF9878DSCF9865今日は天保13年創業の江戸屋旅館に泊まる。今日はGWの真っ只中にも関わらず宿泊客は我々1組3人のみ。一軒貸し切りである。

明治初期に立てられた建物は実に風情がある。1F/2F共に40畳以上あり、一時は数百人宿泊した事もあるらしい。

DSCF9853DSCF98552時過ぎだがチェックインOK、1Fの一番よさそうな一角に通される。年季の入った柱や意匠を凝らした障子など、実に良い雰囲気。

お茶で一服した後、町並みの散歩に出かけた。

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夕食は思いのほか豪華。山菜の天ぷらがうれしい。お酒を我慢したのでごはんが進む。3杯もお代わりしてしまった。就寝前、米寿を越した27代目の大女将から話を聞く。七面山のご来光、戦争の頃の話、今年2m積もった大雪の話、今でも団体500人分のおにぎりを一夜で作る話など、とても興味深かった。
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翌朝は5時30分起床。6時前から山の上から「南無妙法蓮華経」と聞こえてくる。敬慎院から下山してくる信者たちの念仏だ。

2Fを見学させてもらい、御代(7千5百円)を支払い出発。実に印象深い宿泊となった。

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