急行はまなす

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小樽から青森まで久々のブルートレインに乗車する。西日本方面のブルートレインは全滅。東日本方面で細々と生き残っているものの一つ。

DSCF8476_thumbまた定期急行として走っているのは、この「はまなす」が最後。新幹線の北海道延伸とともに消える運命だろう。DD51ディーゼル機関車が索引。車両は老朽化が進み剥げた塗装の補修だらけ。錆びも目立つ。新造の予定も無く、使い捨ての運命の客車たち。


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今日は多客で寝台1両、座席3両増結の9両、14系客車と24系客車の混成編成だった。

指定席は普段左のような元グリーン車の座席が使用されているが、増結車両の指定席は左の、簡易リクライニングシート車だった。これは雲泥の差。早めに指定券を取らないと多客時はこうなってしまうのだろう。

 
DSCF8503_thumbDSCF8500_thumb今回は座席指定で乗車できるカーペットカーを取りたかった。乗車30日前の発売日当日朝一番に窓口に頼んでおいたものの売り切れ。1席も取れなかった。どうもJRのシステム上、この座席は探りにくく、馴れない駅員だと遅れてしまうとの噂。

パパはB寝台、ハルキは貧乏なので座席にしようと言っていたが、B寝台に乗りたそうなのでパパが支援。料金はB寝台で6300円。温泉の湯治部屋に泊まることを考えると、少々高いが、疲労回復にはこれしかない。

車内はレトロな雰囲気。これぞ夜行列車の風情。寝台は満席で慣れた人は上段を取っているようだ。発車前早々に検札を済ませ上段に滑り込み、カーテンを閉めて寝ている。パパとハルキは2人で下段を取ったが、あまり飲み食いしたり、おしゃべりする雰囲気でもなくおとなしする。


DSCF8509寝台のクッションは良い。アメニティはシーツ、掛け布団、枕に浴衣。浴衣がJRマークでいい味出している。パパは早速浴衣に着替えた。車内を浴衣でうろうろしている風情も、寝台列車といった感じで面白い。

そうのこうのしているうちに発車。滑り出しは滑らか。昔の客車列車は連結器が良くなく、発車と同時に前方の列車からドン・ドンドンと連結器ののびる音がして、自分の車両の順番が来ると、ガクンと動くのが面白かった。これは運転手の腕にも左右され、今日の運転手は心得ているようだ。まあそれにしても、停車時はガックンガックン大きく揺られる。ヨーロッパの客車みたいに車両間のダンパーが付いていればこのようなこともないのだが、日本の車両でダンパーがついているのは最近の新幹線くらいだ。

発車後しばらくして幻灯される。寝台車は睡眠のため車内アナウンスもしないとの事。パパは列車のゆれが心地良く、すぐに寝られそう。ハルキは寝台初体験のためか興奮気味で、「せっかく寝台取ったので、寝るのがもったいない」と、、、外を眺めている。君、それでは高い寝台取った意味が無いではないか・・・ 。

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停車時の揺れで何度か目が覚めたが、おおむね熟睡。蟹田の近辺で車内アナウンスが流れ、全員起床となる。外は明るい。海の朝日がきれい。夜行列車の朝の雰囲気を堪能。ハルキ曰く、雨の中何度か止まったり徐行したりしていたらしいが、途中の停車時間で調整しつつ、少しの遅れで運転されているとの事。

DSCF8522_thumb札幌ではディーゼル機関車のDD51が索引機だったが、青森ではED79に代わっていた。この機関車もまもなく引退。塗装などもボロボロだった。

DSCF8523_thumb青森ではこの「はまなす」に接続するように各方面への列車が発車していく。我々は2時間後のリゾートしらかみで五能線に向かう予定。ただ、早朝の青森で2時間は暇なので、急遽五所川原から出る津軽鉄道に乗ることにした。うまくリゾートしらかみに乗り継げるはずだ。


レトロ感満載の寝台列車、久しぶりに印象深い移動となった。

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