放射能測定プローブの製作

先日購入したGM管(ガイガーミューラー管:LND7317)。若松通商のガイガーカウンターキットMark2に接続しての動作確認はできたが、利用しやすいように測定用のプローブに仕立てることにした。

しかし材料集めには難儀した。まずガイガーカウンターキットMark2はカソード側が接地されていないので、LND7317はシャーシからフロートさせる必要がある。止め具の無いLND7317をフロートさせつつ、どう固定するのかが最大の課題。はじめは両面テープでプラスチック板にでも貼り付けようかと思ったが経年劣化を鑑み不採用。次の課題がLND7317の受線部の薄いマイカ窓の保護。ベータ線も検知させたいので、金属で遮蔽せず網で保護する必要がある。

DSCF6900ホームセンターで材料を物色するが良いものが見つからない。そんな時、ママがゴマ煎り機で作ったら?ちょっとでかいけどと・・・

DSCF6909これがドンピシャだった。網も取っ手も付いている。GM管とゴマ煎り機との絶縁には家具の滑り止めのフェルトシート(片面シールつき)を使用。GM管の固定には15mmの非金属タイプのスペーサーと波板を固定する釘の金具を採用。β線遮蔽したいときのために、2mm厚のアルミ板も加工。裏にフェルトを張って、使うときはGM管の上において網の蓋をする構造に。我ながら完璧な構成となった。

DSCF6907DSCF6908左はベータ線検出モード、右はアルミ板を挟んでベータ線遮蔽モード。使用時はビニール袋を被せて使う。

もう一つの課題がケーブルだが、カソードとアノードを接続するだけの2芯平行ケーブル1mで問題なさそうだ。ゴマ煎り機のシャーシはアースしていないが問題なく使えている。

DSCF6911Mark2側の設定は、電圧500V、cariburation:334cpmとする。SBM20使用時に測定したシーベルト値とほぼ同じ数値が出た。(CPM感度は3倍程度の様子)。

部屋の空間線量は30~35cpmで安定。ベータ線検出状態で試しに昆布を測定してみると見る見るカウントが上昇し100cpm(0.25uSv/h)近い数値に。
ぎょっとする数値だが、自然界に普通に存在するカリウム40の放射線と思われる。お茶もホウレンソウもカリウム含有量が多い。結局セシウムやストロンチウムの絶対量を検知するのは無理で、安全なものと比べてどうか、といった目安程度のものでしかない。次は収穫したての玄米を測定してみることとしよう。

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