ガイガーカウンター

DSCF6480神奈川や静岡で農産物の放射能が検出されている中、我が家の畑、農の会の田んぼで放射能が出ていないかどうか気になっていた。放射線量を正確に計測するにはシンチレーションメーターなどの計測器が必要だが高価で個人で使うようなものではない。目安程度の検出を目標としてガイガーカウンターを探したが、内容・性能の割りに5万円程度とCPが悪い。少々ガイガーカウンターの構造について勉強し、設計の良さそうな若松通商のガイガーカウンターキットMark2を発売開始と共にポチッた。価格は¥22,000。

DSCF6523組み立てキットなので余裕かと思っていたが、このキットはかなり上級者向きの内容だった。回路図を見ながら部品の種別を読み取り、基盤に印刷されている部品番号を整合しながら作っていく。基本的な電子部品の知識は必須となる。高電圧を扱うので危険も伴う。半田ヤニを掃除して漏電対策も必要。ケースの寸法取りにも誤差があるので多少の加工が必要だった。そしてパパ個人的には何よりショッキングなことが、部品の文字や基盤の印刷が小さくて読めない!信じられないがとうとう老眼鏡デビューとなってしまった(このキットは熟練者でも年寄り向きではないので注意・笑)。

DSCF6527工作は丁寧にやって3日程度(昔は気持ちが先行し、雑に一気に作ってしまったが、年を取るとこういったことはできるようになる)。延べ5時間程度の工作だった。ARMのワンチップマイコンが各種制御を行う。放射線の検出部はSBM-20というロシア製のGM管。γ線の検出を中心にβ線にも感度があるらしく、食品の放射性セシウムのβ崩壊にも感度があることを期待(実はあまり感応しないらしい)。
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このキット、電源アダプタでの利用が前提で、携帯できないので、外付け電池ボックスを工作した。これで携帯できる。

DSCF6639早速試運転。放射線を検出すると、赤いランプが光って生々しい。室内の空間線量は11cpm(count per minute)~16cpmを観測。シーベルトで言うと、0.06μSV/h~0.09μSV/h。神奈川県が計測した小田原近辺の値(約0.05μSV/h)より少々高いが未調整の装置だからこんなものだろう。そして雨水を集める浸透桝の内部を計測してみると58cpm、0.4μSV/hを計測5倍近い放射線量だった。あくまで目安だが、雨水の集まるところの線量が高いのは間違いなさそうだ。

その後、庭で採取したドクダミ茶、近所の小麦粉などを測定してみたが、1,2cpm程度の増加が見られたが誤差の範囲とも言える。この程度のガイガーウンターでは、食料の線量測定は、よほど汚染されているものでもない限り難しそうだ。

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