一の湯本館とキャトルセゾン

ichinoyu1.JPG箱根の塔ノ沢を通るたびに気になっていた「一の湯本館」に泊まる。家から車で15分(笑)。
大正時代の建物。木造四階建てで良い雰囲気。周囲には環翠楼や福住楼等、歴史のある超高級旅館が立ち並ぶ。我々には手も足も出ない。


ichinoyu2.JPGちょっと奮発して内湯と露天風呂のある部屋を取った。部屋は少々かび臭いがメンテがよく、古さを感じさせない。以前泊まった四万温泉・積善館本館は昭和の建物だったがそこよりもメンテは良さそう。


ichinoyu3.JPG部屋の露天風呂。適度な湯加減のお湯が張られている。お湯は自分で追加できるので、いわばかけ流しの露天風呂。きれいに掃除されており気持ちが良い。
何よりも部屋で素っ裸になって風呂に行けるのが良い。ビール片手に、川の音・部屋の家族の声を聞きながらどっぷりつかる。なんという幸せ。(今回は川というより降り続く雨で濁流だったが・・・)


ichinoyu4.JPG部屋の内湯。小さな風呂だがとても良い感じ。とても精巧に作られている。小さなタイルの細工には脱帽。それを今まで維持していることもすごい。目地にカビひとつ無いのにも驚き。


ichinoyu5.JPG4Fの食堂。以前の大広間を改造したそうだ。奥からは早川が望める。ただし4Fでエレベーターもエスカレーターも無いので、年配の方には辛そうだった。


ichinoyu6.JPG夕食は先ほどの本館のダイニングではなくて、本館から歩いて2分ほどの一の湯系列ホテル「キャトルセゾン」のコースを選んだ。予約時に選択できる。ちなみに一の湯本館のメニューは「ぶたしゃぶ」。
キャトルセゾンは夜のコースが美味しいとの噂だったが予想以上の内容だった。贅沢ではないが基本がしっかりしている。今回のメインは金目鯛とホタテのソテー。それぞれの素材がうまく生かされていて美味しかった。基本コースは魚料理で3枚でおつりがくる。CP高いと思う。


ichinoyu7.JPG今度は本館に戻り風呂のコースを堪能。
まずは大正当時から現存する家族風呂。この旅館の目玉のひとつ。予めフロントで予約する。入浴時間は一組30分。風呂はイタリアから輸入した大理石でできている。メンテの良いタイル。澄み切ったお湯。とても気持ちの良い風呂だった。お湯は自動給湯になっていて湯量が減ると追加される半かけ流し方式(?)。20時頃にも清掃が入るのできれい。


ichinoyu8.JPG次は大浴場の金泉の湯。広い石の湯船に湯が満々とはられている。ちなみに夜の時間帯は女湯になっている。
ここの風呂の洗い場が面白い。温泉が流れていて手桶ですくって流す。シャワーがなくて実用性は低いが、古式ゆかしい雰囲気が面白かった。


ichinoyu9.JPG大浴場の銅板の洗面台がピカピカなのには驚いた。
この旅館、大正時代の建物だが全般的に設備のメンテはとても良い。贅沢さは無いが設備をきちっと維持していて好印象。逆に仲居さんや布団敷き、朝食などは割り切ったサービスになっている。贅沢を楽しむのではなく、リラックスできる本物の温泉といった印象。
ちなみにこの旅館、数年前までは高級路線だったそうだが低価格路線に切り替え大成功しているようだ。


ichinoyu10.JPG宿泊者は他の一の湯グループも立ち寄り湯で利用できる。翌日は箱根一円の一の湯グループをはしご湯。姥子温泉や大涌谷の硫黄泉も堪能できて大満足だった。
2日でのべ11回入浴の温泉フルコース完了。

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