ブルックナーにやられた

今晩は独身なのでプレステ2のエミュレーターでファイナルファンタジーX-2でもやって、思いっきりオタクになろうと思っていたのが、耳元で悪魔がささやいた。ふとチェリビダッケのブルックナー9番を手にしてしまった。秋に中耳炎を患ってから巨大な音楽を聴いたり弾いたりする気が無くなってしまった。最近はマーラーも嫌いだ。好きだったブルックナーも虚勢を張った人の音楽、心の温かい人間が聴く音楽ではないと感じたりして遠ざけていた。最近はモーツアルトの室内楽のように心の通うアンサンブル、聴いて楽しい音楽を嗜好していた。しかし今日はチェリビダッケ(に限る)のブルックナー9番に一撃でやられてしまった。抽象的で偶像的で巨大で、よく言われる大聖堂でパイプオルガンやミサを聴いている感覚だ。楽しくも暖かくもない、自分勝手に想像する未知の巨大なものに対する無条件の感動のように感じる。なぜこのようなものに心が動かされるのか?この感動は自分にとって何になるのか?ただの時間の無駄なのではないか?謎は深まる。

コメント

  1. T. Iwata より:
    あらまあ。中耳炎ですか。。。。いまの具合はどうですか?
    私にはブルックナーって宗教的でもあるけれど、とても人間くさいように聞こえます。
  2. みのむし より:
    お久しぶりです。相変わらずご活躍のようですね。私は1月末のサントリーでのマラ2に向けてやっとエンジンがかかってきたところです。中耳炎はおかげさまでかなり改善しましたが耳鳴りは残っています。高音の聴力が落ちました。が、人間って良くできているもんで、内耳の能力低下も脳が自動でゲインを上げている様で不自由はありません。高音の耳鳴りは収まりませんが慣れました。なので演奏には全く支障がなくなりました。

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