八戸線・岩泉線

JR東日本の株主優待券をいただいたので、久しぶりに一人旅。本当の田舎を感じられるローカル線を求めて北に向った。
夏の熱気と枕木の匂い 
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ガラガラと独特のディーゼルエンジンの音を轟かせて汽車は進む。加速はすこぶる遅く牛車のようだ。クーラーはもちろん付いていない。暑い!。このような旧型の汽車(昭和30.40年代)は老朽化が進み数が少なくなっているらしい。
潮の香り 
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窓を開放して空気をいっぱいに感じる。窓の開く汽車が少なくなった。最新の列車は完全空調で密封構造。これでは土地の空気を感じられない。
森の空気・畑の匂い
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乗り込んで来るおばあちゃんの和やかな会話。ガタンゴトンと列車独特のリズムが続く。都会の鉄道はロングレール化が進み、この規則的なガタンゴトンというリズムが感じられなくなった。ふと最近の子供達は列車の音をどう表現するのだろう?と思った。(インバーター音だったりして)
ゆっくりとした時の流れ 
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今回乗った路線は日本でも有数の過疎地。鉄道の存続すら危ぶまれている。環境的にもファシリティー的にもこんな旅ができるのも今のうちだろうなあ。
久しぶりの列車旅。音や空気を感じる心地よさを味わった。これって温泉に浸かっているような気持ちよさに近い。けれど振り返ってみると、昔はもっと色々と感じていたような気がする。年齢もあるだろうが、最近は感じよう・感じられるはずだ、とへんなバイアスがかかっているような気がしてくる。時間に追われる生活が感性まで計画的・効率的にコントロールしようとしているのだろうか?それは悲しい事だ。自然に感じる。純粋に喜ぶ、そういった感覚をいつまでも保っていたいと思った。

コメント

  1. Vn.H より:

    おお~、鉄道の旅、いいですねぇ。
    このいい感じのキハ52系、岩泉線か八戸線あたりでしょうか?
    学生の時以来ローカル線ツアーに行っていないので、こういう写真を見るとうずうずします。
    現地に行って帰ってくるだけが精一杯で、乗りつぶすまでの時間がなかなかないんですよね・・・

  2. みのむし より:

    キハ52 = 正解 
    岩泉線 = 正解 
    八戸線 = 正解 
    100点満点!

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