・防犯用Webカメラの常時監視サーバ
・ついでに自宅Blogサーバとしても使用
・Webやメールチェック程度には使えるスペック
・常時起動のため低消費電力とファンレスを優先\\
<選定部品>
初めはノートPCで構築しようかと考えていたが、中古のPentiumⅢ機でも意外に高価なので却下。低消費電力とファンレスをコンセプトに1台製作することにする。初めはPentiumMのマザーボードなどを探していたが、まだ高価。予算は3万円以下で抑えたいので、色々と調べた結果、VIAのEPIAシリーズを選ぶことにする。
EPIAシリーズにはいくつかのラインナップがあるみたいだ。現状だとVE5000(V533)かME6000の選択になるが、ME6000はビデオチップが高機能らしい。また今回のサーバはビデオ性能はこだわらないので、我が家の場合消費電力対性能比の観点でVE5000を選定する。
・VIA EPIA-VE5000 : 約1万円
・HDD 2.5インチ 20GB : 手持ち
・メモリ PC133 CL2 256M(マイクロン/片面実装) : 手持ち
・mini-ITXケース(Unity PROCASE Ⅲ) : 1万円
・CD/DVDスリムドライブ : 手持ち
・3.5’>2.5’HDDアダプタの購入<取り付け金具つきのものをお勧め。
総費用 : 約2万円 / この構成で計算ではMaxでも15W程度のマシン

東京電力の第一段電力は1kWh 15.58円(040705現在) なので、1ヶ月の電気代は30W×24H×30日÷1000×15.58円=337円/月となる。
<製作>
UnityのProcaseⅢは添付品も豊富で非常に簡単に製作できる。ひとつ注意点はスリムタイプのCD/DVDドライブ用のアダプタは内蔵されるが、2.5'HDDと3.5'HDDのコネクタピッチを変換するアダプタは内蔵されない。2.5'HDDの固定金具とセットになったアダプタを購入すると便利だろう。
それからHDDケーブルのワイヤリングには多少苦労した。添付のケーブルではドライブ1と2の間隔が狭いので、CDドライブとHDDのワイヤリングができない。我が家の場合、ドライブ類は固定しないままセットアップを行い、セットアップ後はCDドライブはずしてHDDドライブのみで固定した。
ケースファンは停止した。Windowsのインストール作業ではCPUの放熱フィンが結構高温になるためふたを開けて作業。セットアップ完了後はそれほど発熱しないため、夏場でもケースを閉めて運用できる。念のため通気を考え縦置きで設置する。

手持ちの関係とリモートデスクトップの利便性を考えてWindows XP Proをインストールする。
・WindowsXPのインストール(約1時間)
・Windows UpdateでSP1の導入(約30分)
・Windows Updateでその他のセキュリティーパッチの導入(約2時間)
・ここでHDD丸ごとバックアップ
非力なEDEN533プロセッサではXPのノーマル状態では重過ぎるため、不要なサービスのカットチューニングを行う。
・管理ツール>サービス>Themesプロセスを停止
・画面のプロパティーよりスクリーンセーバーを停止
・タスクバーのプロパティーよりタスクバーの固定意外チェックを外す
・パフォーマンスオプションより視覚効果をすべて外す
・システムのプロパティーより自動アップデートを停止
・ほかメモリのラージモデル化やシステムの常駐など細部のチューニング
これで結局動いているプロセスは10程度に削減できた。更にHDDは数分で電源offになるように省電力の設定して完了。
コメント
私はNASをこっそり公開してますが、CPUがintelでもPowerPCでもなくSH4なので苦労連発で正式公開に至ってません・・・・
しかし、
何 故 に W i n d o w s
ふつー(?)Linuxでしょ・・・・・
F-BASICかMS-DOSならわかるんですが、Linuxはちと初心者なもんで、Windowsで軟弱セットアップでした。メールやWebにも兼用しようと思ってますし・・・
触発されてうちの子にいろいろいれようかと思ったが気力萎え萎えで断念。
i386ならなんとでもなるのだが・・・・・
私はふつーFreeBSDと思うのですが、世の中は
linuxがふつーみたいで、なんかさみしいです。
あと、04WebServerって初めてみました。
が、結構メジャーなWebサーバなのですね。
Windowsということで、ウィルスには
特にご注意を(←サーバ係的発言)。